表の世界に 陰のように存在する 不偲儀な世界がある
引き寄せされるように その甘美なワナに あたしを溶け込ませてみた
そんなあたしのココロを見透かして 喰ろうとする夜叉どもに
あたしの好奇は あっさりと捕らわれてしまう情けなさ
氣づかないまま 孤独と謂(い)う名の鬼魔(あくま)が しっかりと縛り付けていた
見るもの 聞くもの あらゆる遠くにあるものが
一瞬のうちに 自分の中に入ってくる大きな存在が
新鮮な果実のように お腹を満たしてくれる
同じものが大好きで
同じものをいつも見ていて
同じものをたくさん語れる
そんな仲間がこの世界には あたしの中には 存在していた
今までの淋しさが嘘のよう
毎日が楽しくて 愉快で 嬉しくて
彼らとの出会いが 変わっていく自分を
歯止めがきかない自分を 発見してくれた
楽しかったぶん 現実を受け止めるとき それは儚さへと変化していく
茲(ここ)で うもれていたあたしに 試練を与えてくれた現実と
それに向かう 自身を教えてくれた 幻想界(バーチャルワールド)
愚かなあたしは 望むあたしへ
ココロの持ちようで 鬼魔にも天使にもなる不偲儀な世界
そんな幻想界と共に あたしは・・・ |