-- poetry --
--- 翼の記憶 ---

幾度も重なり合う波間に見えた 記憶の断片が
ボクをここに呼んだ
孤独という名の真実をいつまで 追い続けるのだろう
気が付けば こんなにも遠くまで来てしまった 
でも ここがボクの原点
(はじまり)の時


キミは遙か空のひと この背中に翼があったのなら
たとえ大気のない場所であったとしても
たとえ体がバラバラになったとしても
翼がその道標
(みちしるべ)を創ってくれたのに.....


キミに会いたい
そう願うのはいけない事なのか


キミはまぼろし
月夜に浮かぶ儚い歌声はもう聴けないのか


風の行く末を知っているのは だれ?
キミハシッテイルカイ・・
命の旅立ちを知っているのは だれ?
キミハシッテイルカイ・・


ボクはキミの面影を 心に置きながら
自然の中へと還っていく――


目覚めゆく キミのいる空へ 旅立つその日まで