-- poetry --
--- 羽化 ---

幻の言葉を探してここまで辿り着いた
自分のなかを必死に掴みながら辿る道を
暗闇に漂う空間とそれを照らす一筋の光が
あたしの叫びを癒してくれる


カラダから迸る様々な言葉に翻弄されながら
それでもあたしは綴らずにはいられないだろう
黒と白の交差するキミに出逢った今でも
いつも心のどこかに描こうとしているキミを
そっと見つけてはあたしを解放していく


いつの日か同じ世界で逢えるよね?
漂っている空間の狭間でキミはあたしに話しかける
そうであってほしい・・そんな世界が訪れるのなら・・
消えかけるキミに告げる言葉を今のあたしには見つけられない
こんなもどかしさを胸に潜めたあたしには


飛んでいきたい どこ吹く風も気にしない強靱な翼と共に
自由に泳ぎたい 高い壁などもろともしない鋼の尾と共に


何者でもないあたしをここまで連れてきたキミに
遠くまで旅を続けさせてくれた想いを
せいいっぱいの命をこの背に灯して
あたしはキミに逢いにいくよ
あたしの言葉をちゃんと伝える為に 知ってもらう為に


綴っていくよ


描いていくよ


暗闇に照らされた一筋の光は
あたしの目となり耳となり声となって
ここにいる意味を持たせてくれた
あたしに言葉があり続ける全てを尽くして


伝えていきたい これからも